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追いかけて

執筆者の写真: 超法寺の住職超法寺の住職

皆さま、こんばんは。今日も寒いですね。

お天気は良く、ただ交通量は多かったです。

トラックが多かったようです。

さて皆さまは今日も阿弥陀さまに捕まっていますか?

それを知るには自分の口がナンマンダブツとこえになっているか

どうかでわかりますよ。

どうですか?


「かけっこは 弥陀が追ってで われ逃げて 逃げ遅れたり 光明の中」


ある妙好人のお話です。

いつものようにお仏壇にお礼された後、「わたしゃ、ちょっと出掛けます。

家が空っぽになりますゆえ、阿弥陀さま、お留守番をしてくださいませ。」


そして、玄関を出て坂道を降りた時、その方の口から、「ナンマンダブツ」とお念仏がこぼれ出ました。

「ありゃ、阿弥陀さま、もう出てきてくださいましたのか、お留守番は?」と。

はや阿弥陀さまにつかまったのです。

とても尊い話だと思いませんか?

親鸞聖人はご和讃の摂取のご左訓に、「ヒトタビトリテナガクステヌナリ、

モノノニグルヲオハエトルナリ」とお示しです。


逃ぐる私が、今阿弥陀さまにつかまえられました。

これが【先手の救い】です。



【仏法には明日と申すことあるまじく候】

これは蓮如上人の仰せです。


あるご門徒の話です。

何としてもタバコを辞めたいと努力をしていました。

水を飲んだり、ガムを噛んだり、それでも辞められないので、白い紙に筆で大きく覚悟の言葉を書いたのです。「明日から禁煙」。

明日の横には二重丸。

意気揚々と満足げでしたが翌日は何故かしょんぼり。

でも、壁の言葉を見てにっこり。

「そうか、明日から禁煙か。」

ニコニコしながらタバコに火をつけました。

まんまと禁煙失敗!


「今日から」「今から」と書くべきでした。

これが喫煙だからまだ良かったのでしょうが、我が人生ではどうでしょうか。

聞いておかねばならないもの、それは我がいのちの往くえであります。

知らないで安心して生きていけますか?死んでいけますか?


「仏法には明日と申すことあるまじく候」

何度も読んでみてくださいね。

聞いてもわからん私が、聞かないでどうしてわかる?

「聞いておけよ、親の遺言」

と詠んだ方がおられますよ。


住職は元喫煙者。それも超ヘビースモーカー。

ひどい時は一日四箱でした。二十年吸いました。

トヨタのクラウンが買えるほど肺に吸い込みました。

お金が貯まるはずありませんよね。

たった一ヶ月で完全に辞められました、簡単でした。

一切、苦痛も禁断症状もない。もう二度と吸いません。

もはや電子タバコすら税金が高くなると言う。

お金持ちならどうぞ。止めません。

ただ、医者に聞いたら肺に空気以外のものを入れたらリンパが破壊されるそう。

そして一度壊れたリンパは元には戻らないと言う。

きっと老後は肺気腫や肺がんの苦しみ(日常の生活で常に水の中で溺れているような状態)に遭うのだそうですよ。皆さまは一度くらいプールで溺れたことないかな?

あの苦しみが漏れなく喫煙者のあなたを待っているのですよ。


覚悟はいいか!


私のように覚悟のない者はこの際、辞めてしまいませんか?

イライラせずに簡単に面白いように辞められます。

※ネットで【離煙】(りえん)と検索してみて。

一ヶ月、キャバクラ2回ほどで煙から解放されます。

これは禁煙パイプみたいなことフィルターを毎日付け替えて普段通りタバコを

吸うのです、付ければ何本でも吸えます。(これが安心でした)

No,1〜31を代えて一ヶ月吸ったら辞められちゃうのよ。

イリュージョンですぞ。

嘘みたいに。


このキットを先程のご門徒に勧めたら、あらまどうしてあっけなく離煙大成功!

このご門徒は仕事柄イライラすることが多くて、でも奥さまからもお孫さんからも辞めて欲しいと懇願されていましたから、ものすごく感謝されました。

元気にされているでしょうかね。


たった一度の人生、どう生きるかはそれぞれですが父は苦しんで終えていきました。

見ている子供たちは決してハッピーではありませんでした。

自分はいいでしょうが家族の悲しむ姿は見たくないでしょう。

今からでもきっと間に合いますよ。


住職の余計な話でした。気分を害されたら陳謝します。

ナンマンダブツ


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