top of page
執筆者の写真超法寺の住職

見えない力に支えられて

皆さま、こんばんは。

7月も明日で終わりますね。あっという間です。暑い夏と言っても残り1ヶ月です。

夏休みの方は良い思い出をたくさん作ってくださいませ。


さて、今日は港区赤坂までお参りでした。

朝は渋滞するため、早く出ねばと思い早めに目覚ましをセットしていたのに、何故か鳴らずに寝坊するところでしたが、不思議に目が覚めたのでした。おかげさまにて予定の一時間前に到着することができました。危うくやらかすところでした。仏さま有り難うございました。

この度のご縁は多くの方が参拝される式でしたので、危機一髪でありました。

まさに目に見えぬものから支えられてのことでした。

南無阿弥陀仏を称えながらの日暮は目に見えないものから守られるといいますが本当なのですね。目覚まし時計、アラームも鳴らない時はならないもの、油断なりませんね。

皆さまも過信せずに早寝早起きを心がけましょう。


また別件で葬儀の予約案件もありました。

お医者さまから余命宣告を受けたためにお参りをしていただけるお坊さんを探していて私を見つけてご連絡いただきました。

皆さま、人の人生は今日とも明日とも知れないお互いです。いつそうなっても良いように準備はしておきたいものです。別にまだ生きているのに不謹慎ということはないのです。

むしろ亡くなってからバタバタして安穏な葬儀を勤められずに後悔するよりよっぽど大切なことだと思います。お寺の予定をお伝えしておきましたので、スムーズな運びとなりました。

ご宗家には大変喜んでいただきました。

何度も何度もお電話をいただき、ご法名についても納得がいくまでご相談してくださいました。法名の意味もご理解いただけました。


形ばかりにこだわって済ませるよりも、なるべく大切な人を思いながら、お坊さんもご遺族も世の無常を噛み締めながら、「倶会一処」の世界をお聞かせいただきながらサヨナラしない再会できる阿弥陀さまの大慈悲心を知らされていただきました。ご宗家は最後には「有り難う。また遇おうね」と声にしていただきました。

南無阿弥陀仏の声もありましたのは私もとても嬉しかったです。


このようなご縁が少しずつではありますがありました。私は入間市におられる方々には阿弥陀さまを知ることで安らかな日暮しを送っていただけるよう今後もサポートしていきたいです。

見えるものばかりが全てではないのです。

見えないものがいつも南無阿弥陀仏を通しながら常にお護りくださるのでしょう。


【大悲無倦常照我】(だいひむけんじょうしょうが)『正信偈』


自身の至らぬものを、他力本願のおはたらきは責めもせず、裁きもせず、常に南無阿弥陀仏の光となってお照らしくださるのです。

有り難い、有り難い。

自惚れずに謙虚に受け止めて頑張ります。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

閲覧数:38回

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page