皆さま、こんばんは。
今日一日、「若き血」がこだまする熱き若い人たちの生きる力を痛感した一日でした。
慶應義塾高校の皆さま、優勝おめでとうございました。
また仙台育英高校の皆さま、準優勝おめでとうございました。連覇こそ逃しましたが素晴らしい試合でした。須江監督の人柄と野球を愛する姿には感動しました。
相手を思いやることの素晴らしさを身をもって指し示してくださいました。
今大会はさまざまなものを問う機会になりました。長髪問題、大応援団問題、エンジョイベースボールなど。
野球は丸刈り坊主というこれまでの常識を考える良い機会だと思いました。未だに賛否両論があるのは事実ですが、サッカー人気に押されて野球離れが切実な問題となっています。
しかしながら、今大会で改めて野球って楽しい、面白いことを慶應義塾高校野球部が思い出させてくれました。
慶應義塾高校は難関な学校です。内申点では、9教科45点満点のうち38点を取らなくてはならないのだそうです。これは推薦入試でも同じ条件で、学問を重んじる慶應だからだそうです。その上で作文と面接があるそうです。
慶應義塾高校野球部の背番号1〜9番のうち推薦入学が8人。残りは一般入学と文化的に秀でた推薦もある。一切忖度はしないのだそうです。
そのような環境の中で日々の練習をしている彼らを外野の人たちがアンチな投稿をしている。僻みなのでしょうが実に恥ずかしいと私は思う。
仙台育英高校野球部も数多くの部員の中から背番号20までを共に切磋琢磨して頑張ってきたはずです。決して楽な戦いではなかったはずです。今春のセンバツ高校野球で慶應義塾高校にタイブレークでサヨナラ勝ちはしたけど、勝って泣いていた選手がいたと監督が明かしていた。勝って悔しかったのでしょう。
さまざまな思いの中で「若き血」の大合唱を味方に付けた慶應義塾高校が勝っただけだと思います。
両校に拍手を送ります。
正々堂々の熱い勝負に感動しました。
野球は楽しいことを証明してくれて有難うございました。野球ファンの一人として感謝します。
決して思い通りにならない人生をどう生きていくかが大切だと思います。
苦悩の連続の中で【私を生かしめてゆく力 その力が 如来の誓いよりあらわれる】のです。
一般的に他力とは、消極的な生き方のように誤解されていますが、如来の誓い【本願】に揺り動かされて生き抜くという実に積極的な生き方なのですね。
そこでは、さまざまな苦しみが、私を生かしめてゆく力となり、目を見開いて立ち上がって生き抜くという原動力となるのです。
たとえ深い悲しみの中にありながらも、悲しみをこえた【本願力】に生き抜く念仏者の力が発揮されるのではないでしょうか。
そんなことを思いながら、しばらくは「若き血」を口ずさみながら、そして南無阿弥陀仏を称えながら、今を生きていきます。
おやすみなさいませ。
ホームページを更新してくださった今野さん、いつもありがとうございます。感謝申し上げます。
超法寺は、【皆さまの悲しみに寄り添い、涙から立ち上がるお手伝いをさせていただきたい】と、常々考えています。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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