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執筆者の写真超法寺の住職

浄土真宗のお盆は「歓喜会」

皆さま、おはようございます。

今日は朝からめちゃくちゃ蒸し暑い。

水分補給をこまめにして熱中症対策をしましょう。

先日の北陸高校の試合は監督さんのネガティブなところばかりクローズアップされ、明らかな誤審については全く触れられずでしたね。

私には甲子園球場という夢舞台で今後の人生を左右する大切な試合で明らかなミスジャッジが頻繁に起きていたことが悔しいし、今大会はベンチから見てもスタンドから観ていても明らかな誤審があまりに頻繁に起きていることで盛り上がりに欠けているように感じているのは私だけじゃないはずです。


これに対し高野連は一切コメントや会見すら行わない。主催の新聞社は政治ならもの凄い勢いで追及するというのに、どうして青少年育成の場で目の前で見ている審判がこんなにも誤審を繰り返すのでしょうか。試合を7回制にするとかの議論の前に誤審を無くすことを最優先にしてもらいたいと思う。


先にも言いましたが、明らかな誤審は球児の不信感につながります。教育上、監督は文句を言えないが生徒は本当に必死にやっているのだから審判も真剣にやっていただきたい。一体何のために審判しているかわからない。

何か私はずっとモヤモヤしています。


さて、皆さまは「お盆」をどのようにお勤めしていますか?

ご先祖が地獄に落ちていて、三が日だけ我が家に帰ってくる、そんなことでいいと思っているのでしょうか。大切なご先祖が恐ろしい責苦にあっていて、どうやって皆さまは安心して日暮しを送れるのでしょうか。

「お盆」と言えば「盆踊り」

皆さまのところでも「盆踊り」がありましたか?


そこで聞きます。

どうして「盆踊り」をするかはご存知ですか。

これはお盆のいわれをお寺で聞いている人しかわからないでしょう。


【自恣の日に、父母や先祖を心に浮かべ、育ててくれた恩情を思い、衆僧に施しをするように】と、お釈迦さまが人々に説いたからです。


ではなぜか、それは地獄の責苦に遭っていた目連の母が救われたことを、目連が飛び上がって喜んだところからお盆の皆で踊る「盆踊り」が始まったといわれます。


浄土真宗には【倶会一処】(倶に一処に会す)

という言葉があります。

[浄土に往生すれば、多くのすぐれた菩薩方と倶に一処に会すことができるのだから、浄土へ往生するように]と勧められています。


お念仏をいただく私たちは、阿弥陀さまのおはたらきによって浄土に往生させていただきます。浄土に往生した私たちは、阿弥陀さまと同じさとりを開き、浄土のすぐれた多くの菩薩方と同じ姿をとり、阿弥陀さまとともに衆生を救うはたらきをするのです。

ですからお盆だけではなく常にお帰りくださるのです。

南無阿弥陀仏の姿となり声となり照らしていてくださるのです。


お盆をただの行事イベントとせずに、ご先祖が身をかけて自分勝手な地獄の世界を日々作りながら生きている私たち、つまり地獄へ落ちねばならない私を落とさぬようにお念仏を称えてくれよ。仏法を聞く人になってくれよと喚び続けていてくださることを忘れないようにしましょう。


南無阿弥陀仏


今日は終戦記念日。

終戦したのに露が攻め込んで来たという戦争とはやったもん勝ちだから何も幸せにはならない。

来月18日には全戦没者追悼法要が国立千鳥ヶ淵墓苑で勤まります。

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