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執筆者の写真超法寺の住職

生前?死前じゃないの?

皆さま、こんにちは。

今日も朝からお天気日和。

寒さは厳しくなりましたがまだまだ

頑張れますよ。お掃除していたら櫻が噛みつくので困ります。掃除機のヘッドがやたらと気になるようです。しかし今回購入したHIKOKIのクリーナーは強力です。ただ本体とバッテリー、急速充電器が別売りでなかなかの金額でした。

オススメくださったKさん、ありがとうございました。こまめに掃除機かけて綺麗にしますね。


さて最近は入間市だけではなく神奈川県横浜市辺りの方がお参りの問い合わせをくださるようになりました。超法寺は関東一円お参りします。業者さんにもダメもとでいいから連絡して、と常々お話しています。

忙しい時はなかなかお寺さんが見つからずに苦労しますからね。特に土日の10時~12時はゴールデンタイムだから、どこのお寺さんも忙しいのです。ご法事をご依頼くださる時はなるべく午後でもいい予定にするか、早めの依頼をお願いしますね。(友引なら午前中は問題ありません)


お葬式も最近では早朝7時が増えてきました。

きっとゴールデンタイムの関係で火葬場が空かないのでしょうか。

住職は昨年までは早朝葬儀に千葉県までちょいちょい行かせていただきましたから。

ですから早朝の葬儀依頼も大歓迎します。

また、直接葬儀依頼の場合は予算[ご宗家]を事前に仰ってくだされば対応しますので双方での調整してより良い形でのお参りとさせていただきます。

ただ、一度お引き受けしてからのキャンセルも増えています。これはマナーとしてなるべく避けていただけたらと思います。

きちんと予定を立ててからの問い合わせをお願いいたします。お布施については事前問い合わせは可能ですのでお尋ねください。


【浄土真宗の葬儀】

私たちはこの世に生まれるとは、いつでも縁が尽きれば若かろうが老いていようと、元気であろうと、病に伏していようと待ったなしに命を終えていかねばなりません。

そのような儚い命を生きて、終わったらどうなるかすらわからない私たちを憐れみ何とか救ってやりたい、真実のしあわせにしたいという願い[ご本願]をたてられた阿弥陀さまのお慈悲の中に摂めとられていくみ教えを亡き人が身をかけてご遺族にもお伝えくだされたことを感謝いっぱいの気持ちからさせていただく仏事であります。阿弥陀さまは、あらゆる命を【南無阿弥陀仏】一つで二度と輪廻転生しない【悟り】の命にしてくださいます。

※「死ねば仏」は、南無阿弥陀仏をお称えする身にさせていただいた方のことを言うのです。


決して導師が故人を回向するのではありません。導師は阿弥陀さまの代行(お使い)なのです。ですから是非、法話をしていただいてお救いのおいわれをお聞きください。

【浄土真宗は聞く宗教】と言われます。


余談になりますが、以前にとある葬儀へ参った時の話しです。

「ご住職、よく生前はというじゃないですか。あれっておかしくありませんか。私は死ぬ前だから死前が正しいと思うのですが。」

そう言われたのです。

皆さまはどう思われますか。


「貴方は今までお寺へ参ったり仏さまの教えを聞いたことはありますか。」と聞いた。


「いえ、私は一度もお寺に参ったこともありません。」


「それじゃわかるはずありませんよね。」


「生前で正しいのですよ。だって仏さまぬ生まれる前だから生前って言うのですよ。」


そういうやり取りをしました。

どうです?実は【生前】って言葉は素晴らしいものなのですよ。

阿弥陀如来は、あらゆる命を南無阿弥陀仏一つで救うとお誓いくだされた仏さまです。

つまり、浄土真宗の信者を救うとは仰っておられないのです。これって凄くないですか。


信じたら救うじゃないんですよ。


阿弥陀さまは、疑うばかりで信じられない者を他力の信心を聞かせて、受け取らせて、称えさせて救う仏さまなのですよ。


だから、疑うな!と仰っています。


まかせよ、救う。

おまかせしたらそれで用事が済んじゃうんです。だから浄土真宗は【聞く宗教】と言われます。


いいですか?自分勝手に聞いてはなりません。

聞こえたままを私が受け取っていくのが他力です。


そのような意味で葬儀やご法事を勤めていくのが浄土真宗です。

そのことを皆さまになるべくわかりやすくお伝えするために超法寺の住職は日々関東一円をお参りしているのです。

こんな素晴らしいみ教えを知らずに人生を終えたら勿体ないです。


南無阿弥陀仏

これ一つですよ。

人間が分け隔てなく救われていく道は。


なんまんだぶつ、ナンマンダブツ。

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