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執筆者の写真超法寺の住職

当たり前ではない今を生きる

皆さま、こんにちは。

超法寺では、日頃から皆さまからお供えいただくお供物の一部を、

地元入間市の「いるまフードバンク」さまへ提供させていただいております。

ニ、三ヶ月に一度くらいのペースでありますが勿体ないと、今や子供さんが家庭の事情で一日三食満足に食べられずにいる現状に、お寺として何か協力することができないかを考え、お供物をいただいているものから一部をまとめてお届けしております。

せっかく皆さまがお寺に供えてくださったものをこのようなところに持っていくことにはきっと賛否あるとは思いますが、これからの日本を支えていく子供たちが大人の事情で一番の楽しみの食事がままならないことに背を向けるわけにもいきません。


一部は住職のポケットマネーでお米を買って届けています。

一人でいるためお米をたくさんいただいた時は、自分がいただく分、お仏飯でお供えする分以外をお届けしております。

亡き母は、生前お寺に何か恵んでほしいと訪ねて来られる人(大概はお金をくださいという)に、おにぎりとおしんこを銀紙に包んでお渡ししていました。

「布施」の心って大事ですよね。

「喜捨」(きしゃ)とも言います。


先日、お供えしたものをそのままにしているなら返してくださいと言われた方がありました。長いことお寺さんをやっていますが初めて言われて動揺しちゃいました。

それならばと地元で困ってる方のために活かしていただけたらと思い、「いるまフードバンク」の活動に参画しています。

これだけ豊かと言われている日本で現実には食べれないと苦悩されている方が大勢いらっしゃるという状況にお寺として、お坊さんとして何かできないかと日々考えています。

もちろん、「これは住職のために差し上げる」とおっしゃってくださいましたものは、その思いに応えて喜んでいただいています。いつも有難うございます。

ただお寺にいただいたものについては、住職の考えでこのような活動に活かしていることにご理解をいただければ幸甚に思います。

これについてもご意見がございましたらお声をください。


少しでも多くの子供たちに笑顔で生きてほしいと住職は思っています。

きっと阿弥陀さまもそのように思っていてくださるでしょう。

皆さまも、ご賛同くだされば是非、お手元にある物(食料品)をご提供くだされば有り難く思います。


住職は無類の甘党です。でも主治医から控えなさいとも言われるので苦慮しながら

嗜んでいます。お酒よりカステラ、どら焼き、プリン、わらび餅。

ヤバいね。年末年始は大好きなお餅を控えることが辛くて。


おかげさまでの今日一日を大切にしていきたい。

この世は因果応報。必ず巡ってきます。

だからこそ、多くの子供たちに笑顔を届けたいと思うのです。

失礼しました。ナンマンダブツ

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