top of page
執筆者の写真超法寺の住職

生きる元気の三要素

皆さま、こんばんは。急に寒くなってきましたね。ブルブル。

寒暖差にはご注意を。もう十二月になりますからね。

師走、本当に忙しくなりたいものです。

さて日々様々なことがあるからこそ、気持ちだけでも元気にいきたいものですね。


【生きる元気の三要素】

①笑い(ユーモア)

②音楽

③信仰心


年末恒例はM-1ですよね。病は気からと言います。

大きな声で笑っていますか?声を出してですよ。

逆にムスッとしては身体にも悪いしストレスも溜まります。


音楽は歌ってもいい。住職は一人カラオケ好きですよ。

コロナ禍で数年行っていませんが行きたいです。

戦時中に強制収容所で次々に死んでいく人たちの中、生き残った人たちに

生きる勇気をくれたものが、「信仰心」「音楽」「ユーモア」だそうです。

絶望の中でもユーモアが眼前の事態と自分との間に距離を置かせる働きを、そして自己や人生を異なった視点から観察できる柔軟性や客観性を生み出す「自己距離化」という概念を提唱されています。

映画でも絶望の中でも諦めずに必死に音楽を奏でるシーンを見ることがあります。

印象的だったのが、『タイタニック』でした。


自我という狭小な殻に閉じこもっている私たちに、その危うさを教え、別の視点を与えることによって多面性と多様性を説いているのが仏教です。


ユーモアは、

模擬テストの珍解答にありますが、

問題/「大は小を兼ねる」この慣用句の意味を答えなさい。


答え/模擬解答「大きいものは小さいものの代用として使える」


珍解答/「大便をするときには小便も一緒に出る」


ある学校で実際にあった問題と答えだったそうです。

さすがに正解の答えはなかったでしょうが、ユーモアとしてなら私は丸を上げたい。

このように人間だからこそ「笑う」この素晴らしさを大事にして欲しいです。

お腹が痛いほど笑うといいって聞きました。どうぞお試しを。


笑いはストレス発散にもいいそうです。

心の元気を促していくことで心身ともにげんきになっていくのですね。


【老いを楽しく過ごす上で、その人がユーモアのセンスを持っているかどうかが、かなり重要であると思っている】


某老夫婦の会話にもユーモアが。

「長生きの秘訣は何ですか?」

「息をするのを忘れないことです」

笑ってください。笑えない人は危険ですぞ。


「入れ歯をするときは何をするときですか?」

「歯を磨くときです」

これまたわらえますよね。


この方は入れ歯を題材に川柳を作ったら新聞に載ったそうです。


【合わぬはず ジイチャンそれは 私の歯】


このようにユーモアのある人は、心の柔らかさを持っていて、接していても心地よい安心感があるように感じます。あの妙好人と言われる方々も同じようにユーモアがあるように思われます。物事を違った角度で見ていくことができる。

これこそが仏教の教えとの共通点を見出すように感じます。


浄土真宗のみ教えは、常に真実の阿弥陀さまのおはたらきに勇気をいただき、ポジティブな思考に生きていくのです。阿弥陀さまのお心を受け止めずに自分勝手な思いで生きる人は常にネガティブな思考になってしまうのです。

皆さまはどのような生き方をしておられますか?


さて、いよいよ明日から築地本願寺常例布教です。

午後からお取り継ぎさせていただいます。

さて、どんな方にお会いできるでしょうか。

準備しないといけないね。ナンマンダブツ。

閲覧数:18回

最新記事

すべて表示

Commenti


bottom of page