皆さま、おはようございます。
朝から日差しが暑くなりました。
今日も熱中症警戒です。
また事故にも十分お気をつけくださいますようお見舞い申し上げます。
さて昨日は三人体制でテレフォン相談員を務めさせていただきました。
近隣トラブルから信仰確認、そして恋愛についてのご相談をお受けいたしました。
私は私の人生遍歴を踏まえつつ、仏教のみ教えを仰ぐ中でアドバイスをさせていただきました。
しかしながら、皆さまなかなか複雑なお考えをされておられました。
《人は皆 裁判官 他人は有罪 自分は無罪》
自分はちゃんとしているのに周りからハラスメントを受けたりするなどとおっしゃっていました。
またトラブルがあるとすぐに警察に相談されるのもやはり多い気がしますがこれは間違っています。
警察は民事には関わってくれません(原則)から、暴行、盗聴、名誉毀損などは【法の番人】である弁護士あるいは行政書士に相談するべき案件なのです。この方に相談した上で彼らが警察に持っていくとよりスムーズに動いていただけることを本当に早く解決したい方はするべきなのです。
それを自分は悪くないのに被害者なのに、どうしてお金を払ってそんなことをしなくてはならないのかと文句を言われるのです。
だって早い解決を希望されるのならそれが一番効果がありますよ、とお話しするのに•••••。
ようは愚痴の捌け口なのでしょうか。
私たち相談員も人間です。
いくら相談員とはいえやはり感情も欲も兼ね備えています。愚痴や文句をぶつけられたら限界はあるのですね。ストレスはたまります。
あなたはお坊さんで修行しているから大丈夫でしょう。(いやいや浄土真宗は在家仏教ですから)
人って自分勝手なのであります。
他人を責めても他人はあなたのためには生きてはいないから変わってはくれません。
他人を責める前に私が変わるしかない。
私が変わるためには私の殻からの脱却をするしかありません。
脱却をするためには仏教を真剣に聞くしかありません。
真剣に聞くためには私の都合で聞いてはいけない。
仏さまの言われる通りに私が生き方を変えていく他ございません。
浄土真宗ならば『仏説観無量寿経』がふさわしいでしょうか。
「本願寺出版社」から現代語版が出ていますので比較的取り組みやすいのではないでしょうか。
愚痴からは何も解決いたしません。
結局自分の殻(私が可愛い)に埋没していくしかなくなります。
私の愚痴は正しくありません。
それをどんな時間をかけてお話し(アドバイス)してもそこから勇気を出して飛び出さなければ無理です。
それでも昨日は五件のご相談を承りました。
お出会いさせていただいた方々には失礼な言動があったとはありますがご容赦いただけたら幸甚です。私なりに何とかお力になれたら嬉しいなぁと思いながら案じています。
南無阿弥陀仏に我が身にいただきながら生きていくとすぐには変われないけど、徐々に楽になっていきますよ。
人間という【病】に効くのが南無阿弥陀仏です。
今日も私は南無阿弥陀仏を称えながら生きていきます。
南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏
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