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執筆者の写真超法寺の住職

あの人はどこへ

更新日:2023年1月9日

お仏壇やお位牌は、亡き人が入る場所じゃないですよ。

未だにそれすらわからずにいる方があまりに多いので、是非よく読んで理解してください。


以前に流行った『千の風』、あれはキリスト教っぽい内容でしたが、よく似ています。


実体としての故人はお仏壇の中にはいません。

形やこだわりを超えて、仏さま(南無阿弥陀仏)となられた亡き人は、いつも南無阿弥陀仏の声となり私に寄り添っていてくださいます。


その亡き人にお仏壇を通して遇うのです。


【亡き人は、阿弥陀如来の救いによって浄土に生まれ、仏さまになられている】


お仏壇は、その阿弥陀如来の浄土を表しています。ですから浄土真宗のお仏壇は【金仏壇】なのです。

黒檀が多いですが、よく見たら黒いですから、灯りを灯しても何が暗い印象がありませんか?

暗いは寂しい、悲しい、不安という感情が生まれます。


仏さまの浄土派喜び溢れる安穏世界ですから、私たち人間が考えうる最高の宝物[金]で荘厳な世界を表しているのです。

値が張ろうともやはり金仏壇はやすらぎを私たちに伝えてくださるものになり得ると思いますし、金仏壇は傷んだら【仏壇洗い】をすれば何十年、何百年と持つものです。

逆に安価な唐木や黒檀は長く持ちません。


愛車にはお金をかけられる人は、是非我が家のお仏壇にもお金をかけられる人であって欲しいものです。(宝物なんだから)

⭕️仏具は非課税ですから相続税対策にはもってこいだって知っていますか?

おりんも18金[響きは最高!]、純銀[純銀〜って響きますよ!]おりんもありますので、興味のある方は超法寺へご相談ください。


さて本来、浄土は色もかたちもない真実そのものの世界であり、私たちの思考をはるかに超えた世界です。(内容は経典で知られます)

それをかたちに表してくださったのが【お仏壇】であると言われています。


つまりお仏壇は、浄土へ参っていかれた故人さまを知り、私たちをその浄土へ誘おうと日々はたらき続けていてくださると私が知る大切なものであります。


❌天国へ行ったのでも地獄へ堕ちたのでもないと受け止めていただきたいですね。


⭕️亡き人から、私たちに【限りあるいのちを精一杯生き抜いておくれ。そのためにも阿弥陀如来の深い慈悲のお心を頼りに、南無阿弥陀仏を称えながら、人生を力強く歩んでおくれ。」

そう願われていると受け止めていただきたいです。


お仏壇で阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)を仰ぎ、お心を受け取っていくことが、そのまま亡き人の心にかなっているのです。


ポイント

▶︎亡き人は阿弥陀如来の救いのはたらき【南無阿弥陀仏】により浄土へ生まれていく。


▶︎お仏壇を通して、浄土に生まれて仏になられた亡き人を偲ばせていただきます。


▶︎お仏壇の一番上の真ん中は【阿弥陀如来像】[絵像]をご安置します。位牌は手前におきましょう。

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