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執筆者の写真超法寺の住職

ハードワーカーでもしあわせ

皆さま、こんばんは。

先程、無事に帰ってきました。

朝から横浜市のお寺さまのお手伝いで鎌倉まで行ってきました。さすがにお彼岸前のためか霊園は大変賑やかでした。

実は先週も二日連続で藤沢市までお参りに行きましたのでかなり身体はへばっております。

初老にはなかなか気合いだけでは乗り越えられないものがありますね。


しかしながら、今日も新たな人とのお出会いをいただきました。悲しみの中、優しい笑顔で応対してくださいました。

小さなお姉ちゃんと、まだ赤ちゃん(ママに抱かれていました)も、ご法事をお勤めくださいました。ママさんは赤ちゃんが泣くから謝っておられたけど、「何も心配ありませんよ。赤ちゃんは泣くのがお仕事だから。私たちも散々泣いてきっとお母さんを困らせたはず。親って有り難いですよね。」とパパさん、ママさんとお話ししました。


皆さまも、無宗教だ、未信仰だと言われる昨今だからこそ、遠慮せずにお仏事へお連れください。阿弥陀如来さまは、「聞其名号」(その名を聞いて)と、おっしゃっています。

それなのに聞くことが無ければ阿弥陀如来さまがおはたらきくださる場が失われてしまうじゃないですか。

何していてもいいんですよ。

泣こうが、騒ごうが。

いけないのは阿弥陀如来さまの「ご本願」南無阿弥陀仏を聞かないことです。


浄土真宗は信じたら救われるのではありません。信じる力すらない私を阿弥陀如来さまのお慈悲の他力本願で摂めとってくださいます。

な〜んも心配ないのですよ。

お母さんが、ママが、お父さんが、パパが私に名前(親の願いが字となっている)をずっと呼び続けてくださったからこそ、私は親を知ることができました。だからどんなことがあっても親を忘れない、間違えないのです。

素晴らしいことですね。

親は我が子に見返りを求めませんよね。

見返りを求めるような者は親とは言いません。


ホンワカしましたよ。

皆さまも、お仏事の時くらいは子どもさんを叱ったりしないでくださいね。

嫌なトラウマになりますから。

そうすると、パパ、ママの時にお仏事をしてくれないかも知れないじゃないですか。

それは嫌でしょう?

私は幼い頃からお仏事の場にいるだけで、おじちゃん、おばちゃんがとても褒めてくれました。(親は厳しいから怖かったけど笑)

だから嬉しかったし、悪いイメージはありません。

今はゆとり世代ですから、余計に誉めて育ててあげましょうよ。


南無阿弥陀仏を聞いて、亡き人は南無阿弥陀仏の仏さまになられてお浄土から帰ってきて、私たちを南無阿弥陀仏と呼んでいてくれるよ。

呼んでくれる声が聞こえたのだから返事をしなくちゃダメだよ。

そう、南無阿弥陀仏と返事をするんだよ。

返事をするのに黙ってはいけないよね。

だから、ナンマンダブツ!と返事をしてみようよ。きっと、しあわせな気分になるからね。


人間の欲望は尽きることがありません。

阿弥陀如来さまはそれをよくご理解くだされた上で、私たちのために仏さまになってくださいました。だから、私は助かるのです。

それを素直に受け止めていけば、私はどんなことがあっても、しあわせにしかなりませんよ。


【聞其名号】南無阿弥陀仏を聞こうよ。

聞いて生きていくんだよ。

貴方は一人なんかじゃないんだから。

阿弥陀如来さまが貴方と一緒に生きてくださいますよ。それがわからなくなったら、お寺でお話し(法話)を聞いてみよう。

肩の荷がおりますよ。


今日は行きも帰りも下道でした。

かなり疲れちゃいました。

でも、おかげで高速代かなり節約できたね。


明日は葬儀と通夜だからまたハードになりまさす。どのような方々にお会いできるのか、楽しみですね。

南無阿弥陀仏、ナンマンダブツ。

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