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執筆者の写真超法寺の住職

ご法事の場での語らい

皆さま、こんばんは。

今日、川越市でS家の法要へお参りしました。

大変温かな雰囲気でお施主を始め、ご家族の想いに応えながら、小一時間ほど浄土真宗のおみのりから私のプライベート、私がなぜ入間市で借家でお寺活動をしているのかなど、ざっくばらんにお話ししました。


この度は私のアマチュア無線免許取得についてお話ししました。息子さんも数年前に取られたとのこと。リーフレットの趣味など住職の趣味やプライベートについてのことで、これほど皆さまが心を開いてくださるなんて•••••素敵だなぁ、と感じました。


お茶をよばれながら語らう場、これこそ今、コロナ禍で失われている「法」の場ではないかと感じています。

コロナ禍だからと法の場を閉じることが果たして苦悩の皆さまとの距離感を縮めることができるのだろうか。いや否だと思う。


浄土真宗の素晴らしい世界観は、ご法座の後にお聴聞された方々に車座であれこれ語らい、お聴聞について間違った受け取りをしていなかったか、独りよがりの味わいになっていなかったか、聞き逃してしまったことはなかったか、もう少し内容を聞いてみたかったなど•••さまざまなことについて語らいをされたと、蓮如上人のおられた時分には積極的にしていたと聞く。


そうすることによって正しく浄土真宗のみ教えを、南無阿弥陀仏のお心を受け取っていただくように勧めていくことが大切だと思います。

自分勝手に聞きっぱなしでいるよりも、同じく法の場を共にした方々と「仏法」の擦り合わせをすることは安心感を持つことができるように思います。


話せば話すほど、皆さまのお顔が悲しみから、どんどん明るくにこやかになっていくのです。こんなこと聞いても失礼じゃないかと気兼ねされますが、超法寺の住職には気兼ねは要りませんよ。

気になることは全部聞いちゃってください。

聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の恥とも言いますからね。何よりも住職の言うことに素直になるところから始めましょうよ笑

そうしませんと、阿弥陀如来さまの願いを素直に聞くことなどできませんから笑

不安な気持ち、寂しい気持ちもこうして語らうことによりお寺さんの人柄もご理解していただけますから一石二鳥ですね。


二度目のミニ法話会になりました。

とても良いご縁が結ばれました。

夜には先日ご依頼いただきました法名軸が届きましたので記載してお届けしました。

また施主さまと歓談しちゃいました。

こういうのって本当に距離感が近くなっていいと思いました。


また、今年から『本願寺手帳』に首都圏都市開教布教所を載せていただいているからでしょうか、離郷門徒さまのご法事の代行依頼をいただいたりしています。助かります。

まさしく宗門(浄土真宗本願寺派)の一員になれたような気がします。


益々、気合いが入りました。

初老の身体にムチ打って頑張ります。


素晴らしいお時間を過ごさせていただき有難うございました。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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