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執筆者の写真超法寺の住職

あの日を忘れない

皆さま、こんばんは。

今日お世話になりました皆さまには衷心より御礼申し上げます。おかげさまにて良い仏縁が結ばれたと思います。

さて今日はあのJAL123便墜落事故。

坂本九さんが乗機されていました。奇跡的に4名が救助されましたね。Jのミサイルが尾翼に•••••と言われています。またA軍も知っていたのに翌日まで動かなかったとも言われています。関東にはA空域がありますのでなかなか難しいとのこと。


だから羽田空港から南下してぐるっと迂回する必要があるそうです。

どうして忘れられないか、それは同時刻に私は伊丹空港から羽田行きへ乗っていたのです。

つまり逆便だったらもう私はこの世の人ではなかったということであります。

たまたまか、そうでないかはわかりませんが、現に私は今生きています。

あの時•••••だったならば、きっと入間市に来ることも超法寺もなかったことでしょうね。


不思議な不可思議な巡り合わせにより、私は今ここにいるのです。

先日、札幌まで久しぶりに飛行機に乗りました。めちゃくちゃ揺れました。やっても意味などないのにつかまっていました。あれがずっと続いていたと思ったら気を失っていたかも。

それくらいの恐怖だったと推察します。


そのような私たちを憂い、大慈悲心をもって「必ず助けるぞ、まかせてくれよ」と阿弥陀さまは南無阿弥陀仏の声となりおはたらきくださいます。慰霊も大切だと思うが、やはり南無阿弥陀仏をいただいて阿弥陀さまにおまかせする私になって、お浄土参りをさせていただきたいものだと私は思います。それがわからない人生はただ虚しいです。

他力本願は、このような生き方しかわからない私たちにこそあるのだから。


あの時、羽田空港に到着したらテレビモニターには墜落したJAL123便が映されていたのが未だに鮮明に残っています。諸行無常の理とは言え、明日は我が身であります。

一日も早く阿弥陀さまにはお遇いしておきたいですね。間に合わないことは「苦」の連鎖であります。

そんなことを思いながら今日一日過ごしていました。命を賜っていることを素直に喜びながら、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

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