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執筆者の写真超法寺の住職

I will never forget my gratitude


皆さま、こんばんは。

今日からお正月休みになった方が多いのではないでしょうか。最大9日休みになるそうですね。ただ、おかげさまにて超法寺は大晦日までお仕事をいただいております。

ここ半年以上、厳しい法務状況が続いていましたが、ここへ来て急にご依頼をいただくことができました。


これで何とか新たな年を迎えることができそうです。おかげさまであります。

今年一年の言葉「金」だそうですが、「金メダル」の金なのか、お金を意味する金なのかはそれぞれなのでしょうね。

私の今年の言葉は間違いなく【恩】であります。これ以外は考えられません。


何もできないこの私はさまざまな方々のおかげにより何とかお仕事をいただき、支えていただき、励ましていただいたおかげで今を迎えることができています。


好きであろうとそうでなかろうと、「縁」あればこそ出逢えた私たちであります。

それを浄土真宗では「御同朋•御同行」(おんどうぼう•おんどうぎょう)と言います。

会いたいと思っても「縁」がなければ会えません。また会いたくないと願っても、「縁」があれば顔を合わせなくてはなりません。


私たちはお互いにそういう世界の中に身を置いていることを忘れがちですが、浄土真宗の宗祖親鸞聖人が歩まれた他力の道は、真実を私に求めず阿弥陀さまの大慈悲心に見ていくのであります。


以前、どうしても上手くコミュニケーションが取れないで悩んでいた時に恩師が教えてくださいました。

「お前もお前が苦手な人もどちらも凡夫じゃないか。そんな者同士が分かり合えるなんて所詮は無理なんだよ。そんなことはとうの昔に阿弥陀さまがお見抜きくださっておられるぞ。だから無理に仲良くしようとせずに、南無阿弥陀仏を我が身にいただいているのだから、お浄土に生まれてから仲良くすればいいんだよ。それで十分間に合うぞ。」そう言ってくださいました。


このお言葉を賜り、私はもうその方にあれこれを求めようとすることはやめました。

同じ土俵には立たずに、私は私のコミュニケーションを取るようになりました。

かなり楽になった気がするよ。

「そうだよね、煩悩具足の凡夫だから」

そう思えたら楽になる世界が開けます。


しかしながら長い間、義理の世界の中にたくさんお世話になってきました。だからこそ、その恩義を忘れずに生きていこうとそう思える私になれました。某先生、ありがとうございました。


【恩を忘れない】

I will never forget my gratitude


素晴らしい言葉ですね。

阿弥陀さまのおはたらきは常に私の煩悩の上にはたらいていてくださいます。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏

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