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執筆者の写真超法寺の住職

私もペットも皆どこへ行く

皆さま、おはようございます。

今日も朝から暑くなりました。

秋のお彼岸ですね。

是非、仏法聴聞を怠らずにご先祖さま、そしてここに今生きる私の命の行方を尋ねましょう。


昨今のSNSでよく見かける、ペットが亡くなり愛犬は虹の橋を渡り天国へ旅立ちました~などという記事に悲しくなります。

いかに仏法聴聞をせずにいると間違ったモノの見方になるかを知らされます。

そもそも天国へは人間ですらなかなか行ける世界手間は無いし、仏教では悟りの世界ではございません。


死ぬまで煩悩から離れられない私たちは死んだだけでは地獄(自業苦)にしか行き場所などないのです。無いから、堕ちるしかない私がいるから神仏の真の願いがあるのです。

それを無視して悟りの安らぎの世界になど行けるはずはありません。

ここを受け取り違いしているからいつまで経っても安らぎの人生にならないのです。


実際、霊園、墓園に行きましても、お墓に彫られているものは、皆、ご遺族の願望ばかりです。

違う違う、そうじゃないの。

❌help meBuddha


⭕️thank youBuddha


死ぬまでわからない私のためにもう先手を打ってお救いを仕上げていてくださるのが阿弥陀さまです。

南無阿弥陀仏は、煩悩にまなこさえられて真実の世界がわからない私のために、あらゆる命を必ず救う仏の誓いであります。


妙好人の浅原才市さんは、


わたしゃあなたにおがまれて

たすかってくれとおがまれて

ごおんうれしや なむあみだぶつ


と、詠っておられます。


人間ですらなかなか行けない世界にペットが愛犬が虹の橋を渡り天国へとはならないのです。

阿弥陀さまに出遇い、南無阿弥陀仏を称えてこそ、可愛いペットちゃんが阿弥陀さまのお慈悲に救われていく道が開かれるのです。


ちなみにペットちゃんは言葉を持ちませんから、南無阿弥陀仏を称えることはできませんよね。どうすればいい?

もちろん飼い主の私が南無阿弥陀仏を称える人になり、日々ペットちゃんに聞かせてあげるのです。


私が抜けるから仏縁が結ばれないのです。

何もわからない私のために仕上げられた【ご本願】であります。

一番身近で愛情溢れたペットちゃんを仏縁にして、どうぞお念仏を声に称える私にならせていただきましょう。

私を阿弥陀さまへ誘う存在こそがペットちゃんでも何も問題ありません。


だって阿弥陀さまは人間だけを救う仏さまじゃないから。あらゆる命を分け隔てなくお救いくださる仏さまですから安心しておまかせください。


全ての命をもれなく救いたい


阿弥陀仏はその願い(誓い)のままにあります。




み仏の誓いを信じ、尊いみ名(南無阿弥陀仏)を称えつつ、強く明るく生きぬきます。


南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏


追伸

今日から彼岸じゃなくてお彼岸中日ですよ。

彼岸は18日~24日ですから。

ワイドショーですら知らないのが悲しい。


超法寺では23日14時から秋季彼岸会を勤めます。


ご先祖さまはお墓で眠ってなんかいません。

南無阿弥陀仏の声となって私に来ていてくださいます。南無阿弥陀仏

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